Rocket Mass heaterの耐久性能について

耐久性耐久性について思う事

これまで色々な暖房器具を使ってきましたが、メインで一日中使う様な物は何年後かには必ず壊れる。
当たり前ですよね。ただし使い方でかなりの違いが出るので簡単に耐久性を語る事が出来ません。

この場合、特に温度調整が大中小などが付いている物で大にして使い続けると1年で壊れるけど、中火だけで使うと10年使えるなど、その火力の出し方だけでかなりの違いがでます。

スイッチ一つで安易に暖をとれる電気式やガスファンヒーター、灯油式対流型、ファン式などなどは耐久について余り意識しなくても、どこかの時点でちょっといつもと違うかも?ぐらいで故障発見ですね。

これらは火力が凄いので耐久性を意識せざるを得ません。秋口から急に冷え込んだ頃にはホームセンターなどで売っている鋳物の薪ストーブの話しで盛り上がったりします。

本題に入ります。ロケットストーブの耐久性は?4年間4台の手作りストーブを使い続けて暖をとってきた事は良い経験になりました。


耐火煉瓦のヒートライザー


どの位で壊れるか、作ったロケットストーブがどの位まで使えるのか?

壊れては直してを繰り返して気が付いたこと、まさに炎と鉄の相性が良くないことに尽きます。鉄は必ずメルトダウンします。

ステンレスは鉄より少しはマシくらい。所詮は鉄に少しだけクロム、ニッケル加えた程度の物、炎に触れると酸化していく。炎の通り道は酸化しない物を使うことが最適な方法です。

その後の熱の通り道は鉄材でも充分。実際に壊れた箇所は焚口とそこを通過した30センチ位まででした。

今現在は内部は全て耐火レンガで組み立てたので時々内部を見てますが壊れてる様子は見当たりません。

10年は使えそうです。残り7年で結果が出るでしょう?楽しみが増えました。
耐久性についてあと1点、調べている箇所が在ります。ひと冬の内、薪を3カ月、木質ペレットを3カ月使っていますが、この木質ペレットを燃やすのには、ちょっとしたコツ見たいのが必要なんです。

少量づつ燃やすことです。ペレットが燃える先端部分の材質はチタンとステンレスのパンチングメタルの薄い板状のもの物を付けています。

耐久性を比較する為です。あと少しで結果がが出ると思います。これはチタンの方が良いに決まってますがステンレスがボロボロになった時、その時のチタンの状態を知ることはとても重要だと思っています。

ストーブ本体の材料もこのチタン材もヤフオクで手にいれたものです。チタン材は2000円位だったと思います。

半端材は結構安くて量も多いので助かります。またの機会にまた詳しく説明していこうと思っています。