自然の中で使う最小の道具達

基本の最小の道具達

少し涼しくなってきて、これから冬を前に活動の季節に入ってきました。
楽しむだけじゃないけれど、でも楽しみながら過ごしたいのも本音なんです。
基本の最小限の道具達です。


キャンプに行く時も、もちろんそうですが山に入る時、この時期はキノコ採りやヤマブドウやコクワを採りに行くことがあるので常時携帯している訳です。もう20年近く使っているものもあるんです。

バックのネックナイフは小さいですがとても使いやすくできています。
最小の道具
しっかりした焼き入れがしてあって硬度は鋼より硬いんです。
硬いと研ぎづらいという事がありますが刃渡りが3㎝ぐらいなので比較的楽です。
何と言っても切れが長く続くので便利なんです。
もう一つは、その前に使っていたコールドスチール製のネックナイフですが手に馴染みやすくて扱いも楽ですが刃の持ちが悪いので頻繁に研ぐ必要があります。

ファイヤースターター(火打ち石)とネックナイフの細くて長い方がそうです。それ以外のものも7~10年位前のものです。

ファイヤースターターよりライターの方が簡単で便利でしょ、、、という人もいるでしょうが使い慣れると、これほど頼りになるものがないと言えるほど頼りになる代物なんです。20年使ってきた感想です。

右上のホイッスル(黒い長方形の物)が意外と使えるので、オススメです。森の奥深くで相棒と離れてしまった時など大声で叫び続けるのは、もの凄く体力を消耗させるのです。

また自分が怪我をした時に助けを呼ぶ時もあるかもしれないので、やっぱり必需品ですね。あとは極小のコンパスですけど、詳しくない山に入る時はこれも必需品の一つです。十数年前にタケノコ採りに行った時に方向が判らなくなった時に活躍しました。

使い慣れた小道具の活躍は状況しだいでは死活を分けることになるほど、、、なんです。
数年前までは大型のナイフも必需品の中の一つだったのですが、銃刀法規制に引っかかるので引退となりました。

山で熊と遭遇した時は、刃渡り4センチのネックナイフで戦うことになりました。(笑えます)

これらは首からぶら下げる(コンパスは腕に)だけなので、軽くて邪魔にならず頼りになるのです。

料理する小道具達

これは特にこだわった物ではないけれど最低限必要な物です。小さな山岳用ガスコンロでも十分役に立つのですが軽さにこだわった物です。山に入る目的がキノコ採りだったり山菜採りだったりすると荷物はやっぱり最小限になるのでキャンプの時とは違う物です。というか別に用意した物を使ってます。


特に説明はいらないかもしれませんが赤いボトルはアルコール燃料入れと真ん中の丸いのがバーゴ製のアルコールコンロで重さは39グラムと軽量でしかも

足の爪が折り畳めるので、かさばらず、爪を出した状態で鍋を載せて、下の爪は地面に刺して安定させる事が出来るのです。
バーゴストーブの燃焼

それと部品の全てがチタンでできているので軽量なのに強度があり錆びないという最強の長所があるんです。

もちろん欠点もあります。まずアルコールコンロは風に弱い事。そしてこのコンロはトランギア製のコンロと違い、真ん中の小さな穴からしか燃料を入れられないので燃料を入れるのに時間がかかります。こんな欠点があるんですけど、長所が余りに優れ物なので良しとしています。(笑)

あとは、左上のボトル(500ml)です。これもチタン製で丈夫で錆びず最大の特徴は中の液体を変質を防ぐ事でしょうか。

お酒などを入れても後で美味しく頂けるということです。(私はお酒はだめなんですけどね)入れるのはもっぱら水なんです。